森のエッセンス

ご無沙汰しています。

パンデミックになった世界は、それを起こしている人工的な力とは別に、自然の大きな力によって、私達一人一人に、自分にしか出来ないことに向かわせているようにも思います。

自然の力は、地上単位の大きなワンネスの生命を、時と言う一つの流れに沿って、太陽系の生命形態と地球の引力の元にまとめています。

森の中では、淡々と生き続ける植物のありように、自然のそうした流れを感じます。その中での自分の生命の軌跡を振り返ります。自分の願い、静かで熱い喜びを再確認し、これからの生き方の流れを自分の中に感じます。

森の野生の自然は、そうしていつも私に安らぎと激励を与えてくれます。

今日は新月。英国ロックダウンが緩和して、以前から呼ばれてた、カンタベリー大聖堂のあるカンタベリーに来ています。

石器時代、先史時代から、人々が生活していたという、英国南東部カンタベリーは、ケルト、ローマ人、北欧からのバイキング、欧州のゲルマン人などの支配文化の影響が歴史として残る町です。その近くの森に行きました。

木々は歴史を語り継ぎます。森は生命の流れを、自然の時を超えた調和の力を感じさせてくれます。

森の中で、足元に小さな森も見つけました。苔です。大きい生命体単位の森も、小さい生命体単位の苔も、同じ森のエネルギーを持っています。それが、不思議と、森によって違うのです。

木々はまだ葉っぱもなくてほぼ冬景色ですが、苔が綺麗で面白かったので、観察しつつ、苔の写真をたくさん撮りました。以下がその写真です。森のエネルギーが皆様にも届きますように。

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